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防犯に備えたエクステリア計画で、安心の住宅づくり

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あいちゃん

防犯は、家の中だけじゃないよね?

ぱぱ

いいところに気がついたね。家の外でも防犯対策は必要だよ。

まま

家の外、エクステリアの防犯にはどんな方法があるのかしら?

 

近年、住宅の防犯対策の重要性が高まっていますが、家の中だけでなく門やフェンス、庭といったエクステリア(外構)にも注意しましょう。

今回は、防犯に備える効果的なエクステリアについて詳しく解説します。


エクステリアの効果的な防犯対策とは?

エクステリアの防犯対策は、犯罪への物理的な障壁を設けるだけでなく、心理的な抑止力も重要になってきます。効果的な防犯対策は、不審者の侵入を困難にし、同時に住人の安心感を高めます。以下に、具体的な防犯対策の要素を紹介します。



センサーライトは優先で設置を

住宅侵入を考えて、諦めた理由の第2位が「センサーの明かり」というデータがあります。(本犯罪心理学会第40刊特別号「防犯心理学の基礎的研究Ⅰ-犯人の視点、住民の視点-」より)

犯罪者が最も嫌がるのは人目に付くこと、目立つことです。その心理を逆手に取った防犯対策として、センサーライトは最優先で検討したいものです。

人感センサーライトは、動きを検知して自動的に点灯する照明システムで、夜間に不審者が接近した際に周囲を明るく照らし、侵入を抑止します。同時に、家にいる人に不審な動きを知らせる役割も果たします。センサーライトは、玄関周り、庭、駐車場など、家の周囲の要所に設置することで効果を発揮します。

最新鋭のシステムを希望の場合は、スマートホーム技術と連携した人感センサーライトもあります。これらの製品は、スマートフォンと連動して遠隔操作や通知機能を備えており、外出先からでも家の周囲の状況を把握できます。



目隠しにもなるフェンス、門

フェンスや門は、単なる境界線以上の役割を果たします。適切な高さと設計のフェンスや門は、プライバシーを保護しつつ、不審者の侵入を抑止する効果があります。特に、道路から直接玄関が見えないよう設計することで、不審者が家の中の様子をうかがうことを防ぎます。高めのフェンス、門は心理的な障壁となり、侵入者に「この家に入るのは難しい」という印象を与えます。

最近は、デザイン的な美観と防犯性を両立させた最新のフェンスがありますので、建設会社などと相談してみましょう。



侵入のしづらいフェンス

フェンスの材質や構造も重要です。縦格子のフェンスは、横格子に比べて乗り越えにくく、侵入を防ぐ効果が高いとされています。また、フェンスの上部に尖った装飾や回転する部品を取り付けることで、さらに侵入を困難にできるでしょう。 

最新の防犯フェンスの例として、ブロック塀とその上にフェンスを設置した時の強度が確保されるように設計・開発された非常に頑丈な化粧ブロックもあります。



モニタ付きドアホン

モニタ付きドアホンの重要性が高まっています。ドアを開ける前に来訪者の顔を確認できるドアホンは、重要なセキュリティ装置です。

カメラ付きのインターホンにより、ドアを開けずに来訪者と会話し、その様子を確認できます。これにより、不審者との直接的な接触を避け、安全に対応することが可能になります。 

最新モデルでは、スマートフォン対応のドアホンもあります。ワイヤレスのモニター子機が付属しているものは、家中どこにいても来客応対ができる便利な製品です。



足音がわかる砂や砂利

住宅の周囲に砂利や砂を敷くことは、古くから用いられてきた防犯テクニックです。侵入者の足音を立てやすくすることで、不審な動きを早期に察知できるようにします。特殊な防犯砂利が出てきており、より効果を得たいのであれば、75dB以上程度の商品が防犯砂利としては最適でしょう。76.5dB以上という掃除機と同じレベルの音が鳴る商品もあります。

水たまりや泥はね防止にも効果があり、除草剤シートと併用すれば、雑草が生えてくるのを防ぐこともできます。

エクステリア防犯は総合的に考えよう

効果的な防犯対策は、個々の要素を単独で導入するのではなく、総合的なアプローチが必要です。エクステリアの各要素を適切に組み合わせることで、より高い防犯効果を得ることができます。例えば、人感センサーライト、モニタ付きドアホンを組み合わせることで、不審者の接近を早期に察知しやすくなるでしょう。



防犯カメラは戦略的に配置

防犯カメラは、不審者の侵入を抑止し、万が一の事態に備える強力なツールです。カメラを玄関や庭、駐車場などの重要なポイントに設置することで、24時間体制の監視が可能になります。最新のシステムでは、スマートフォンと連携して遠隔で映像を確認できるため、外出時でも家の安全を確認できます。 

トレンドとしては、AIを搭載した高性能な防犯カメラが注目されています。これらのカメラは、人物や車両を自動で識別し、不審な動きを検知した場合にはスマートフォンに通知を送ることができます。また、クラウドストレージと連携して長期間の録画データを保存できる機能も注目されています。



植栽を活用した防犯

植栽も防犯対策の一環として活用できます。例えば、窓の下にトゲのある植物を植えることで、侵入者の接近を困難にします。また、低木や生垣を適切に配置することで、プライバシーを守りつつ、不審者の隠れ場所を作らないよう工夫できます。これらの防犯対策は、庭づくりと両立させることができるものです。



まとめ

防犯に配慮したエクステリア計画は、安全で快適な住まいづくりの基本です。フェンスや門、センサーライトなど、複数の要素を適切に組み合わせることで、高い防犯効果を得ることができます。同時に、美観や利便性、近隣との調和も考慮し、総合的なアプローチで計画を立てることが大切です。

最新のトレンドや技術を取り入れつつ、個々の家庭のニーズに合わせたカスタマイズを行うことで、理想的な防犯エクステリアを作り上げることができるでしょう。

愛和建設は、安心・安全をテーマにした最新の家づくりに取り組んでいます。防犯に強い住宅についてのご相談は、愛和建設までお気軽にお問い合わせください。

あいちゃん

気軽に取り入れられる防犯対策もあるね!

ぱぱ

人感センサーライトは防犯の基本だね。

まま

モニタ付きドアホンを入れたいから、相談してみるわ。