間取りやデザインを自分たちの好みに合わせて計画できるのは注文住宅の大きな魅力です。自由度が高いため、逆に何を取り入れたらいいか迷う方も多いかもしれませんね。実は、間取りも時代によってトレンドがあります。

最近では共働きの家庭も増えており、住まいに求められるものも変化してきています。

今回は、最新の住宅のトレンドの一部を紹介しますので、ぜひ家づくりの参考にしてみてください。

 

家事動線に配慮した間取りに注目

夫婦共働きが定着し、仕事だけでなく家事や育児に1人で何役もこなす夫婦が増えています。共働きの夫婦にとって、帰宅後の限られた時間で家事をするのは負担が大きいと感じる人も多いため、家事の時短を実現する家事動線にこだわった間取りの人気が高まっています。

 

ランドリールームの配置で洗濯の流れをスムーズに

洗濯物を時間や天気を気にせず干せるランドリールームは、働く夫婦にとっての強い味方です。

家事の中でも洗濯は「洗う〜干す〜取り込む〜畳む〜しまう」という比較的作業の多い家事といえます。洗面所やお風呂の近くにランドリールームがあると、この一連の流れを短い動線で完結させて、洗濯にかかる時間をぐっと短縮できるので、より快適に家事がこなせるでしょう。

 

ダイニングとキッチンを横並びにして動線を短く

また、ダイニングとキッチンを横並びに配置する間取りも人気を集めています。ダイニングテーブルとキッチンを横並びにすると、コンロとシンク、テーブルが一直線になるため調理から配膳までの動線が短くなります。動線が短くなることで配膳と片付けにかかる時間を短縮できます。

一方、最近増えてきているのがセパレートキッチンです。昔は家事は主に一人が担うイメージでしたが、共働きの家庭が増えたことで、家事をできるだけ分担する考え方にシフトしつつあります。

セパレートキッチンはシンクとコンロを別のカウンターに分けて2列に配置することでキッチンスペースにゆとりが生まれ、複数人が同時にキッチンで作業しやすくなります。

またシンクとコンロが横並びの配置のキッチンと比較して移動距離が減らせるため、家事動線が短くなり、より快適になるメリットもあります。

 

モダンテイストなデザインがおしゃれ

次に、デザイン面について見てみましょう。住宅の外観はいわば家の顔です。せっかく注文住宅を建てるのであれば外観にもこだわりたいと思う人は多いのではないでしょうか。実は外観のデザインにもトレンドがあります。近年では都会的でモダンなデザインを選ぶ人が多く、黒や白、グレーなどシンプルで落ち着いた色が選ばれる傾向にあります。

 

屋根の形で外観の印象をスタイリッシュに

住宅の外観を考えるときに印象を大きく左右する要素は屋根の形です。屋根の形は一度建物が完成すると後から変更することが非常に難しいため、仕上がりをイメージしながら慎重に選びましょう。モダンなデザインを希望する人は比較的片流れ屋根やフラット屋根を選ぶケースが多いです。フラット屋根とは傾斜のない平らな屋根のことで、スタイリッシュでシンプルな外観を演出できるため人気です。

また、片流れ屋根は一方向に傾斜のある屋根で、よりシャープな外観を好む人におすすめです。また屋根の傾斜を生かして室内にロフトを作ることができ、屋根の面積が大きいため屋根により多くの太陽光パネルを搭載できます。

 

外壁の素材や色にこだわってデザイン性をアップ

さらに外壁の素材や色を使い分けたコーディネートもトレンドです。同じ形の建物でも取り入れる外壁の素材や色によって建物全体の印象が大きく変化します。特に最近では金属系のサイディング外壁が直線的なデザインの建物と相性が良く、建物にクールな印象を与えるため人気が高まっています。

モダンな外観を演出するためにはシンプルであることが大切です。外壁の色を選ぶ際は2色までにするのがおすすめです。もし3色にする場合はアクセントカラーとして少ない面積になるように取り入れましょう。

また、素材感の異なる外壁を貼り分けてアクセントを加えるのもおしゃれです。さらに窓の形や数、配置にこだわるとデザイン性が格段にアップします。採光や風通しとあわせて外観のデザインアクセントとして窓にも注目してみましょう。

 

 

まとめ

最近の住宅トレンドをうまく取り入れながら自分たちのライフスタイルにあった注文住宅の家づくりを始めてみましょう。

神奈川県相模原市、および東京都全域を中心とした一戸建て注文建築を得意とする愛和建設。注文の経験と実績も豊富なので、住宅の建築をお考えの場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。