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2024年の能登半島地震では、地震保険の支払件数は約103,000件に上ったといわれています。日本では地震のリスクがつきものであり、特に戸建て住宅を建てようと考えている人にとって、地震保険は真剣に考えるべき選択肢の一つになるでしょう。
今回は、地震保険の基本的な情報や、戸建て住宅所有者にとっての必要性、そして選び方について解説していきます。
地震保険は、地震・噴火・津波によって住宅や家財に被害が生じた場合に、その損害を補償する保険です。
火災保険だけでは地震による被害は補償されないため、地震保険は別途加入する必要があります。
地震保険の主な特徴は以下の通りです。
・火災保険に追加して、加入する必要がある(火災保険に加入していれば、契約期間途中でも付帯可能)
・建物と家財の損害を補償する
・補償額は火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内で設定可能
・保険金額の上限は、建物が5,000万円、家財が1,000万円
・使途を限定しないため、生活の再建や住宅ローンの返済の一部などにも充当可能
地震保険は、大地震が発生した際の経済的な備えとして重要な役割を果たします。ただし、保険金額が最大50%までとなっているため、家を元通りに建て直せるだけの金額は補償されません。
地震保険というのは、住まいの完全復旧ではなく、被災者の生活の安定を目的としているからです。
そのため、地震保険だけでなく、耐震対策なども含めた総合的な地震リスク管理を考える必要があるでしょう。
地震保険の必要性を考える上で、まず日本の地震リスクを理解することが重要です。日本は世界有数の地震多発国であり、いつどこで大地震が起きてもおかしくありません。
地震の多発以外に地震保険の必要性を示す一つの指標として、損害保険料率算出機構が公表している地震保険の付帯率があります。
最新のデータによると、全国の地震保険付帯率は69.4%(2022年度のデータから)に上ります。この数字は、多くの人々が地震保険の重要性を認識していることを示しているといえます。
ただし、地震保険が必要かどうかは、個々の状況によって異なります。以下のような要因を考慮する必要があります。
住宅の立地 地震リスクの高い地域かどうか
建物の構造 耐震性能の高い建物かどうか
資金的な余裕 被害を受けた際に自己資金で修繕・建築できるか
心理的な安心 保険加入による安心感を得たいか
これらの要因を総合的に判断し、自身の状況に合わせて地震保険の必要性を検討しましょう。
財務省のホームページによれば「地震保険単独での契約はできません。 地震保険は、火災保険に付帯する方式での契約となりますので、火災保険とセットでご契約ください」とあります。
最近、一部の保険会社が、地震被害の補償を目的とした「地震補償保険」というものを販売しており、地震に備えたい人の関心を集めています。
「地震補償保険」は一般の地震保険と異なるもので、単独でも加入できる保険です。所得税、住民税の保険料控除の対象外であるなど、通常の保険とは諸条件が異なるため、よく検討の上加入しましょう。
地震保険に加入するときは、以下のポイントに注目することが重要です。
1.補償内容
地震保険は、建物と家財の損害を補償します。補償額は火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内で設定できます。
2.保険金額
地震保険の保険金額の上限は、建物が5,000万円、家財が1,000万円となっています。実際の建物や家財の価値に応じて、適切な金額を設定しましょう。
3.保険料
保険料は建物の構造や所在地によって異なります。木造か非木造か、また都道府県ごとに地震リスクが異なるため、保険料に差が出ます。
4.割引制度
耐震等級割引、建築年割引、耐震診断割引、免震建築物割引などの割引制度があります。該当する場合は、保険料を抑えることができます。
5.契約期間
地震保険の契約期間は、通常1年から5年の間で選択できます。
6.支払方法
一括払いや分割払いなど、自身の経済状況に合わせて選択できます。
自身のニーズと予算に合わせて、維新保険に加入することが大切です。
通常の地震保険に加入する際の基本的な流れは以下の通りです。
1.火災保険への加入(火災保険に未加入の場合)
2.保険会社の選択
火災保険を契約している(または契約予定の)保険会社で地震保険に加入するのが一般的です。ただし、別の保険会社の地震保険を選ぶこともできます。
3.補償内容の確認
建物のみの保険にするか、家財も含めるか、補償金額をいくらにするかなどを決定します。家財の地震保険に加入する場合は、家財の実際の価値を考慮して保険金額を設定しましょう。
4.保険料の確認
建物の構造や所在地、補償金額などに基づいて算出される保険料を確認します。
5.割引の適用
耐震等級割引(耐震性能のレベルにより受けられる割引)などの適用条件を満たしている場合は、必要書類を提出します。
6.契約手続き・保険料支払い
申込書に必要事項を記入し、保険料を支払って契約完了です。
7.契約内容の確認
保険証券が届いたら、契約内容を再度確認します。
なお、契約後に、建物の耐震改修を行った場合などは保険会社に連絡の上、保険料の見直しが必要となります。
今回は、地震保険の基本や必要性、加入時のポイント、保険加入の流れなどについて解説しました。
戸建てを建築する際、もしものときに備える地震保険はぜひ考えておくべきものです。ただし、地震保険は家をそのまま建築するまでの費用は賄えないため、家自体の地震対策も併せて考えることがおすすめです。
愛和建設は、地震にも強い安心・安全な家づくりに力を入れております。戸建ての地震対策についてもっと知りたい場合は、ぜひ愛和建設までお気軽にお問い合わせください。
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